14, 3月 2022
ホームページ制作の最初の実績を作るには?

ホームページ制作を請け負うフリーランスと言うと、元々専門業者で働いてから、独立した人が多いです。仕事で得た知識や実績を活かし、多くの案件を受注しています。一方、実務経験のない人には学習で得た知識しかありません。そんな実績が無い人にとって「ポートフォリオサイト」制作が非常に役立ちます。

■ポートフォリオサイトを最初に制作する理由は?

ポートフォリオサイトとは、自分のフリーランスとしての実績をまとめたサイトのことです。駆け出しの時は当然実績が無いので、スキルや経歴を書くだけでいいでしょう。そしてこのポートフォリオサイトこそが「ホームページ制作」としての実績になります。つまり1からポートフォリオサイトを作ることでHTML・CSSのスキルを証明できますし、デザイン力を確認してもらうこともできるわけです。

私自身、実務経験は無かったものの「WEB制作の仕事を受注したい」と思った時、ポートフォリオサイトを制作した経験があります。ホームページ制作の基本はHTMLで、ここにCSSを加えると見た目がよくなります。凝って無くていいので、学習したことを活かしてまずは形にすることが大切。少なくとも「サーバー(ホームページを置く場所)の用意」「データのアップロード」などは出来る、ということを依頼者に示すことはできます。

■ポートフォリオサイト制作にコストはかかる?

多くの場合、ポートフォリオサイト制作にはサーバー代・ドメイン代を始めとした維持費がかかります。全て無料で用意することも可能なのですが、私は有料のレンタルサーバーを利用しました。なぜ初期費用をかけたのかと言うと、そもそもWEB制作の仕事をする上で最低1つはレンタルサーバーを持っておかないと不便だからです。

例えばホームページの制作時には、必ず依頼者のサーバーを利用できるとは限りません。自分のサーバーを利用して仕事を進めたり、完成品のテストをしたりすることも多いでしょう。まさに必要なコストとなるわけです。ホームページ制作を受注したいと考えているフリーランスの方は、レンタルサーバーのことについても考えておくといいでしょう。